いまさら聞けないPCのスペック用語

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パソコンやスマートフォンなどの端末には、その性能を表すための様々な数値があります。
○○GHzのCPU、○○Gのメモリ、○○GBのハードディスクなど、製品の仕様項目には記載してありますが、それが何を示すのかを正確に理解している人はあまり多くはないでしょう。

これをわかりやすく理解するには、人が机で仕事をする様子を思い浮かべてみるとよいです。

まずCPUですが、これは作業する人の「頭の良さ」に例えられます。
単位はHz（ヘルツ）で表記されます。
数値が高いCPUほど頭がよいので、作業スピードが早いのです。
また最近では複数のコアを搭載したCPUが主流となっています。
これは作業する人の脳みそが複数ある、と考えればよいです。
2個あれば同時に2つの作業を同時進行できますし、４つ、６つ、８つに増えるにしたがって複数同時進行のスピードが向上します。

次にメモリですが、これは「机の広さ」に例えられます。
作業する机が広ければ、様々な資料を広げて作業できるので効率的です。
それに対して、メモリ容量が小さければ、机に広がった資料をいちいち引き出し、すなわちハードディスクに仕舞いこんで、スペースを確保しなければなりません。
このため、タイムロスが生じ、最悪の場合にはハングアップしてしまうのです。

そしてハードディスクですが、こちらは先述したように「机の引き出し」に例えられます。
多くの容量があれば、それだけたくさんしまい込めるので、資料を沢山保有することができるのです。
最近ではギガバイトの千倍のテラバイトが主流になっています。
引き出しが大きいと一度に引っ張り出せるデータの量も増える、すなわちハードディスクの読み書きのスピードが向上することになります。